これであなたも報われる。世界は不公平差で出来ている。
世界は不公平差で出来ている。
こんちには、のりです。
今回、私が紹介する本はこちら、ロルフ・ドベリー「著」Think cleary。
私に世界は不公平差で出来ている事を教えてくれた本でした。
当時の私はずっとこう思っていました。
「先月あの人よりも売り上げを出したのに、全然評価してくれない」
「何故、あの人よりも売り上げを出しているのに、給料が安いのだ?」
と、ストレスも抱えながらも、仕事を行い毎日長時間労働していた日々を今でも思い出します。いつかはこの努力が報われると思いながら、只、働き続けた日々を。
恐らく私と同じような境遇の人たちは少なからずいると思います。
そんな人たちの少しでもの支えになればいいと思ってこの本を要約することにしました。
では、この本の一部を紹介していきましょう。
目次
1.もっとも集中すべきなのはあなたの人生。
会社でいくら売り上げを出そうが、その労働によって儲かるのがCEOから始まりピラミッドの上の方。下位の方は、ほんの少しの報酬によりちゃんと評価されていると勘違いします。
この本でもこう書かれています。
「たいていのCEOは、高い報酬を手に従業員たちが生み出した波でサーフィンをしている便乗者だ」※中略
前の会社の上司にもいましたが、年収を公言して自慢してくる人。最初は素直に羨ましいと思い、いつかは私もこの人の年収くらいまで稼ぎたいと思っていました。
で、この人の言う通りにしておけばいつかはこの年収にたどり着けるはず。
そう思いながら働き続けました。
只、それが大きな落とし穴だと気づいたのは、ここ最近でした(笑)
いくら成果を出そうが、その労働の成果は採取され、その上司の生活の豊さに貢献していただけだったのです。
私の場合は、私の労働の価値を払い、給料という対価を貰う形でしたが、もっと
要領の悪い職種もあります。
そう、マルチ商法。
師匠と呼ばれる方の収入源は、
下位の人たちからお金を根こそぎ取り、そのお金で豊かな生活をしている人たち。
最近では、公表する理由が全く分からないのですが、SNSで年収を出していき、儲かっているのをアピールするパターン。
90パーセントはその紹介し、高額な情報商材で売っているのが目に見えてます。
では、どうしたらいいか?
ここで、注目すべきなのは、自分の人生だけに注目すること。
私がこうやってブログや最近始めたyoutube、後は独学で初めてサービスを作ろうとしているプログラマー。全ては自分の人生にプラスになると思ってやっています。
口酸っぱく言いますが、必要なのは自分の人生を生きる事。
誰が言っていたか忘れましたが、君は自分の人生を生きれずに他人の人生を生きて、誰が君の人生を生きるのだ?と。
他人の時間を生きるのは、もう辞めにしませんか?
2.波長の合う相手と仕事をしよう
10年前の自分を思いだしてみよう。
私は思い出してみた。
「好きな子が居たが、嫌われるのが怖くてずっと思いを寄せれなかった日々。」
「承認欲求がすごくて、常に周りから評価される時代を生きてきた」
だが、今は、
「好きな人に告ることもできるし、付き合うこともできる」
「他人からの評価よりも昨日の自分と比較するようになった」
とまで考えるようになった。
年間50冊は本を読み、どんどん価値感が変わり、
このように自分は変わり続けることができるのだ。
只、他人の性格は自分では変えることが出来ない。
性格、価値観が合わない人はずっと合わないのだ。
人は、相手の性格を変えることが出来ない。
あなたの職場にもきっと居るはず。
「あの上司と気が合わないな」
「あの先輩の言い方ちょっと酷くてむかつく」
ここで合わなければ、ずっと合わないままだ。もしかしたら、10年くらい時間を使って、言い続けて変わるかもしれない。
でもその時間を使うくらいなら、自分の時間に使った方がいいと思いませんか?
今は、まだ波長の合う人だけのビジネスは出来ない状況なので、合わない人とも渋々やる場面もあるが、そこは人をうまく使い、そういう人たちの環境にいかないように気を付けて作業を行動をするようになります。
もし、職場で合わないと思っても、いっそ退職をし職場を変えるのもお勧めします。
3.世界の不公正さを受け入れよう
「世界は公正にできている」とも限らない。
会社に貢献度が高くてもそれが報われるとは限らない。
もしかしたら貢献度が低くても報われている人がいるかもしれない。
実際はかなり不公平だが、世の中こんなものだ。
只、現実として受け入れて冷静に耐えるしかない。
そもそも世の中に公正差を保つシステムなど存在しないのだ。
なので、自分の時間に意識をしよう。
「もしかしたら、同僚や後輩に抜かれるかもしれない」
でも、それも仕方がないことだ。雄一あなたが管理できる時間だけでも意識をし、やっていけばいい。お金や地位なんてものは、あなたに操作できないものばかりだからだ
4.競うのはもう辞めよう。
会社で、同僚と件数を競ったところで、何の意味もない。
利益を競ったところでも何の意味もない。
生産性もなくなり、周囲に合わせて長時間労働するのがオチなんだ。
全部上にその労働力を採取されてしまう。
給料というものは、その労働による対価によって決まる。もし本来6時間で終わる作業が3時間で終わる場合対価が下がってしまう。なおかつ、
しかもどんどん課題が大きくなって、現状の維持するのに負のスパイナルが落ちるのがパターンだ。
重要なのは、優れる人ではなく、異なる存在になるということ。
今、私たちがいる位置を見極めこの仕事がもうコモディティ化しているかどうかを見極めること。競争が激しい業界ほど大変なことになることは従事しておこう。
著者ロルフ・ドベリー氏が友人と始めたビジネスも当時、競争相手が居なかった「getAbstract」書籍要約サービスを提供するビジネス。
メンタリストDAIGO氏が当時誰もいなかったメンタリズムというカテゴリーをやる等。
それでもお笑いや歌、後は大企業で働くでもいいが、このことは頭の片隅にでもいれといて置けばいい。
まとめ
私が、この本を要約したのも、ブラック企業で残業なんて当たり前の世界の中、ひたすら働き続けて、いきなり契約を解除されたり、部署が撤退になったりして、自分の人生は不公平だ、でもいつかは報われると思いながら働き続けていて、きっと世の中のは私みたいな境遇の人は少なからず多いのはないかと思ったのが理由です。
そんな中、中田敦彦氏のyoutube大学でこの本のことをしり、読んでみて少し報われた気持ちになりました。
良い人生というものは、一体どんなものかを考えるきっかけにもなりました。
もし、人生に躓ている方が居れば、一度手に取って読んでみるのもいいかもしれません。
だからといって最後にこの本だけで報われると思ってもいけません。
最後はこれを伝えて終わりにしましょう。